【FGO】ボックスガチャの美味しさとは
はじめに
もうすぐギル祭(ネロ祭)です!!!!
ここでは毎年ボックスガチャというのを開けることができ、中身が美味しいというのは周知の事実ですが、一体どの位美味しいのかは誰も伝えていません。数値化するのが面倒なのかはたまた誰かが調べてこんな感じで記事にしてくれるだろうと思ったのかは定かではありませんが、流石にボックスガチャというイベント形態が始まって5年(初版製作時は4年)が経とうとしているのに美味しいという事実だけが独り歩きしているのはまずいと思うため、どれだけ美味しいのか頑張って具体的な数字で表そうとしてみることにします。
※以下の文章は2019年9月5日時点のデータを参考に作成されています。現在の状況と若干の相違がある可能性が存在します。ご了承ください。
検証に必要なもの
どのくらい稼げるかを知るには、
・一周当たりどれくらい箱を開けるためのくじが落ちるか
・ 一箱当たりどんなアイテムがどのくらい入っているのか
を知る必要があります。今回は2018年のギル祭の時のデータを使用します。
去年の箱の中身はこんな感じでした。*1
アイテム 個数 アイテム 個数 アイテム 個数 リターン・マッチ
(1~5箱目)1 伝承結晶
(6箱目)1 流星のフォウくん
(7・9箱目)1 日輪のフォウくん
(8・10箱目)1 金の延べ棒 4 黄金の果実
(1~10箱目)1 白銀の果実
(1~10箱目)2 赤銅の果実 3 蛇の宝玉 2 ホムンクルスベビー 2 英雄の証 3 虚影の塵 3 各クラス秘石 1 各クラス魔石 2 各クラス輝石 2 叡知の猛火 25 叡知の大火 15 マナプリズムx5 1 マナプリズムx2 5 マナプリズム 30 合計 45 フレポ×2,000 3 フレポ×100 50 合計フレポ 11,000 50万QP 1 10万QP 10 5万QP 30 3万QP 35 1万QP 39
(43)(11箱目以降) 合計QP 444万
(448万QP)バトル・イン・ニューヨーク 2018 - FGO(フェイトグランドオーダー) 攻略まとめwikiより引用
フレンドポイントやスキル石等の集めようと思っても集めにくい素材はもちろん、育成時に大量に必要となる種火や、普段からそこそこの量を消費するマナプリズム*2など、内容だけ見てもなんとなく美味しそうというのはわかると思います。
そしてくじ最高効率のフリークエストでのくじのドロップ数ですが、アイテム効率劇場によれば、
予選15.4枠、ボーナスなしでくじ46.3枚
本戦15.1枠、ボーナスなしでくじ48.5枚
決勝15.1枠、ボーナスなしでくじ51.8枚
でした。もらえるくじの枚数は(ボーナスなしの時の枚数)+(枠数*ボーナス)で計算できるため、一周あたりにもらえる枚数を表にすると以下のようになります。
ボーナス+3 | ボーナス+6 | ボーナス+10 | ボーナス+12 | |
---|---|---|---|---|
予選 | 92.5 | 138.7 | 200.3 | 231.1 |
本戦 | 93.8 | 139.1 | 199.5 | 229.7 |
決勝 | 97.1 | 142.4 | 202.8 | 233 |
一箱開けるのに必要なくじは600枚ですので、それを踏まえ何周で一箱空くかを表にすると以下のようになります。
ボーナス+3 | ボーナス+6 | ボーナス+10 | ボーナス+12 | |
---|---|---|---|---|
予選 | 6.49 | 4.33 | 3.00 | 2.60 |
本戦 | 6.40 | 4.31 | 3.01 | 2.60 |
決勝 | 6.18 | 4.21 | 3.00 | 2.60 |
ボーナスが+10より上だと3周で一箱空くほどの、+12を用意できれば5周で2箱開けられそうな枚数が集まります。 動画とかでボックスガチャについての解説を見てみると「金林檎一個で一箱開く」と良く言われてますが、金林檎1個を3.5周として結果を見てみると、+7とか+8とかで達成できそうな値のため、ある程度周回した後に達成できる値だと推測できますし、+7程度であればある程度の周回で達成できるので、ほぼほぼ偽りない事実だと思います。
さあ計算しよう
必要なことが分かったので計算していきましょう。今回は13箱以上になると考えるものがある程度少なくなる*3ため、13箱以上に絞って計算します。ちなみに12箱以下ではこれより効率が良くなると思います。
銀種火をすべてマナプリに、金の延べ棒を全てQPにした場合、13箱以降では以下のものが入手できます。
・金種火25枚
・マナプリズム60個
・6,480,000QP
・フレンドポイント11,000pt
・銀素材2種2個ずつ
・銅素材2種3個ずつ
・輝石14個
・魔石14個
・秘石7個
・AP+30(銅林檎3個)
ボーナス+3の場合は約6.3周で一箱、+12の場合は約2.5周で一箱空くため、
+3のときは一周当たり
・金種火3.97枚
・マナプリズム9.52個
・1,030,000QP
・フレンドポイント1,750pt
・銀素材2種0.317個ずつ
・銅素材2種0.476個ずつ
・輝石2.22個
・魔石2.22個
・秘石1.11個
・AP+4.76(銅林檎0.476個)
もらえ、+12のときは
・金種火10枚
・マナプリズム24個
・2,590,000QP
・フレンドポイント4,400pt
・銀素材2種0.8個ずつ
・銅素材2種1.2個ずつ
・輝石5.6個
・魔石5.6個
・秘石2.8個
・AP+12(銅林檎1.2個)
相当のものがもらえることになります。とはいえ、素材だけ並べてもよく分からないので別のものさしが必要になります。今回は通常時にそのアイテムを収集するのにどのくらいAPがかかるかを計算していきましょう。普段のプレイの中で一番効率が良い方法で各アイテムを集めた場合に消費するAPを考えていきます。
まず金種火。これは種火集めの超級を回ることで、40APで8~9枚もらえます。
次にマナプリズム。これは種火集めの上級を回ることで、30APで8~9個手に入ります。
フレンドポイントはAP3のフリクエを旅の始まり礼装を付けて回れば3APで100ptもらえます。
アイテム効率劇場によれば、QPは最高効率で1AP当たり約40,000QP、銅素材は一個当たり20~33AP、銀素材は一個当たり39~68AP*4、輝石は一個当たり7,8AP、魔石は一個当たり17~22AP、秘石は一個当たり52~167AP*5
以上を踏まえて計算すると、
+3の時は40APで287~459AP、+12の時は40APで724~1160AP分の素材やQPが貰えることになります。これは言い換えると、AP換算で見た時、普段のフリクエを回るよりボックスガチャイベントのフリクエを回った方が7倍以上効率が良いということを表しています。こ1周で7周分の働きをするのですから、時間効率もとんでもないと思います。正直計算してみてびっくりしました。昔からおいしいとは言われていましたが、今回数値化することにより具体的な破格さが分かったような気がします。
結論!!!
礼装が大量に詰める所謂システム編成をを使わずとも、使ったAPの7倍以上のリターンが貰えますし、6枠全てボーナス礼装で埋め尽くせるシステム編成であれば20倍以上のリターンがほぼ確定でもらえます。しかもこれ基本的には秋とクリスマスの年2回しかやってきません。これを見逃すわけにはいかないでしょう。
というわけで、林檎や石が貯まっている人はここで使い切る気持ちで周回しましょう。一定数以上の礼装はフリクエを周回してたまに落ちる虹色の宝箱からしか入手できないからです。
これが解説動画とかでボーナスを早めに上げるためにも初日から全力周回が推奨されている所以でもあります。実際に2018年クリスマスではさぼったせいで僕は終盤痛い目をみました。気を付けましょう。
以上です。
※2020年のボックスガチャイベントが近づいていることに伴い、若干文面や表のレイアウトを修正しました。結論に変更はないものの、銀素材は追加されているため、再計算したらこの記事より高い数値となる可能性はあります。それでも破格の効率であることには変わりがないため、特に再計算などは致しません。
余談
実はこの記事書いた日とその前の日にDDLC(ドキドキ文芸部)っていうゲームをやったんですが、あのゲーム恐ろしいですね。一週目終わった時点で一回寝たんですけど、なかなか寝付けなくて地獄でした。あんな心が痛むとは思わなかった。今日やった部分も何もかもが狂っていて(もうホラーゲーム?って分かっていたのでそこまででもなかったけど)ヤバいゲームだモニカだけと思いました。実際面白いのでやってみるといいです。Just Monika.