【YourChronicle】個人的攻略メモ(嫉妬について)
このエントリについて
YourChronicleの中でも中盤以降の主な強化要素である「嫉妬」についてのメモになります。
こちらも見ておくとより理解できると思います。というかこのエントリに書いてあることは大体ここにも書いてあります。
wikiwiki.jp
嫉妬って何?
このゲームの中盤以降で解放される強化要素。具体的には調停者を倒した後に解禁される。
これを解禁することで新たなルーティンが追加され、そこに習慣を割り振り、レベルを上げることで様々なものを強化できる。このレベルはエナジーの上限拡張と同じく、闇の儀式を通じても消えない。具体的な強化要素は以下の通り。
- 各種ステータス
- インスタント/ループアクション、ダンジョン報酬の効率
- ダンジョン再突入までのインターバル
- 儀式の効率(両方とも)
- 習慣の効率(使い魔は特に)
- クリスタルコンバーターの効率
- リソースドロップ量(種、リサーチ、経験値ドロップ量は特に)
- やる気の上昇量
- 暴食、強欲の効率(満腹度と欲望の効率が上がる)
- クエスト終了時の報酬
これだけでも幅広い強化が行われているが、これに加えてルビーショップにて新たなアップグレードが解禁される。これは1~7まで存在しており、それぞれを購入することで、嫉妬のルーティンの合計レベルに応じて以下のものが強化される。
色々書いたが、嫉妬によりゲームの全てが強化されると思ってもらっていい。中盤以降は、この嫉妬を育てることがゲームの目的になる。
戦略について
嫉妬内は「身体」「創造性」「カリスマ」の3種類の戦略に分けられており、闇の儀式や転生毎に、どれか一つの戦略を選び、効果量を倍にすることが出来る。選ばれなかった戦略はレベルが上がるスピードが速くなる。ただ、後述するようにスピードの恩恵は嫉妬が育つほど少なくなり、効果量を倍加させることが主な使い道となる。
各種戦略には以下が属している。
- 身体
- 経験値のドロップ量
- 各種ステータス
- 創造性
- インスタント/ループアクション、ダンジョン報酬
- 儀式
- 習慣
- クリスタルコンバーター
- カリスマ
強い敵を倒したいときは身体、アクションによるリソースをたくさん集めたいときは創造性、リサーチをたくさん集めたいときや、転生直前はカリスマの戦略を選択すればやりやすくなる。
不満と嫉妬レベル
このようにかなり強力な機能ではあるが、それ相応に上げるのにとても苦労する。習慣の効率が1の時、1レベル上げるためには300万*3^(現在Lv)(各戦略の一番下にあるものは1200万*3^(現在Lv))秒かかる。このままではロクに上げることが出来ないが、嫉妬には独自のスピードアップ機能が存在する。
それが「嫉妬レベル」であり、これを1上げるとレベルが上がるまでのスピードが2.1倍される。これを上げていくことでルーティンのレベルも上がっていく。
この嫉妬レベルを上げるためには、不満というリソースが必要になる。これは上限以上のSinを入手した時に、その溢れた分が変換されて入手できるものとなっている。(取得前に溢れさせた不満も貯まる)つまり、ここからは転生時にSinを所持数ギリギリまで稼ぐのではなく、所持数関係なしに大量に稼ぐことが必要となる。
嫉妬レベルを上げるために必要な不満の量は、1+(現在の嫉妬レベル)*0.1ptのため、レベルを上げれば上げるほど上げづらくなる。だが、稼ぐ量もどんどん増えていくのでそこまで気にならないだろう。
実質的キャップ
不満レベルが上がるごとにスピードが2.1倍となるが、そもそもルーティンのレベルが上がるごとに時間が3倍かかることもあり、劇的にレベルを上げられるわけでは無い。大体嫉妬レベルの0.67倍ほどルーティンのレベルが上がると嫉妬レベルの効果は無くなり、嫉妬レベルが0の時にルーティンレベルを0から1に上げるまでの時間と同じくらいかかる。これを踏まえると、序盤は大体8割、嫉妬レベルを上げていくと7割程度が実質的な強化限界となる。
後述するが、ルーティンレベルは100を境に減衰するようになっていて、そこに到達するまでが一つの目標となる。習慣10Mの時に、1時間で100Lvまで上げたいとなると、嫉妬レベルが136必要になる。ただし、この場合は99→100になるまでに40分かかるので、もっと早く到達したい場合はwikiにあるように140くらいまで上げるといい。
倍率の減衰
ルーティンレベルの効果は100レベルまでは等速で伸びるが、それ以降は減衰する。具体的には、以下のような計算式になる。
これはルーティンレベルが32倍になるごとに効果倍率が4倍になることを表している。そこそこの量減衰するものの、対数関数で減衰する強欲などとは違い、レベルを上げれば上げるだけ効果は伸びてくれる。というか不満を稼げば稼ぐほどレベルも上げやすくなるので、減衰の影響はさほど感じないはず。
100レベルでの倍率は以下の通り。
嫉妬アップグレードについて
嫉妬によりルビーショップにアップグレードが7種類解禁される。価格は一律でルビー3000個。これらは購入することで、嫉妬レベルの合計に応じて対応するアクションが強化される。
効果倍率は合計レベル*0.005%。ただし、100%以降は効果が減衰し、倍率が%となる。ルーティンのレベルを全部100まで上げると10.5%になる。これはアップグレードに対応したものを1.1倍にする。そこまで上げること自体が結構大変なため、効果を実感できるのはある程度不満が稼げるようになってからになる。また、これらのアップグレードは倍率が上がっていくほど強力になっていくため、最終的には全部取ることをお勧めする。
以下は、各アップグレードの詳細な効果について解説する。
嫉妬アップグレード1
転生時のSin獲得量に倍率が乗る。具体的には、転生時に嫉妬の新たな枠が追加される。
これにより、とりあえず嫉妬レベルを上げておけば不満がより多く稼げるようになる。1%増えるだけでも相当な効果なため、最初にこれを取ろう。
嫉妬アップグレード2
ルーティンの聖なる儀式タブに倍率が乗る。これはタブ全てに倍率が乗るため、崇拝や修行の他、パワーストーンや幸運を呼ぶ壺にも倍率が乗る。これにより、嫉妬アップグレードは修行に2重の効果を与えることになる。高速周回ではもちろん、ランク上げによるひらめき稼ぎ、傲慢下でのランク上げなど様々なところで重宝するのでなるべく早めに取得しておきたい。
嫉妬アップグレード3
ルーティンのエナジータブに倍率が乗る。これによりエナジーの最大値が上がるだけでなく、回復量も上がる。アクションの回復速度も上げられるため、ループアクションがやりやすくなったりする。
単に快適になるだけ……かと思いきや、最大値に効果が乗るのが大きい。ファイアードレイクの効果を間接的に上げることが出来るため、ステータスの底上げが可能になる。
Ver2.0.5現在、ファイアードレイクを抜いてステータスの倍率を上げる味方(全ステータス+の味方など)を入れても、倍率自体は1.04倍程度(ファイアードレイクを入れると1382~1392%、抜くと1445~1455%となる)にしかならないため、ステータス+が非常に大きい値にならない限りはファイアードレイクを入れたほうがステータスが伸びることになる。ファイアードレイクよりも全ステータス+の味方を編成した方がステータスが上がるようになるのは、大体100Mをつぎ込んだあたり*1のため、かなりの期間ファイアードレイクにはお世話になることになる。ひらめきによりステータスを上げることは重要だが、それよりも火の最大値を上げる方が強くなりやすいため、取ることでED6攻略に役立つ……かもしれない。その前では無くても問題ないので、取得はED5を攻略し終えた後でも遅くない。
嫉妬アップグレード4
ルーティンの使い魔タブに倍率が乗る。これにより、使い魔の効果全てが底上げされる。やる気や嫉妬によりレベルが上げやすくなっており、その上で効果も強化できるこのアップグレードは強力。ステータスの強化は勿論、リサーチのドロップ率、満腹度や欲望の上昇量も強化できる。ドロップ率は嫉妬で上げられないため、これにより間接的に強化できるようになる。不満の稼ぎやすさに直結する為、これもなるべく早く取っておきたい。
嫉妬アップグレード5
ルーティンのやる気タブに倍率が乗る。こっちでもステータス、ドロップ率など様々なものを強化できる。上でも書いたように嫉妬で上げられないものを間接的に強化できるこのアップグレードも同じく強力。これもなるべく早くとっておきたいが、様々な要素を強化できるこっちのアップグレードの方が優先度が高い。この恩恵をフル活用するためにも、複数の効果を一気に取得できるようになるオートやる気の強化を購入しておきたい。
嫉妬アップグレード6
暴食の最大値に対し倍率が乗る。倍率が10%の時、10k稼ぐと最大値が1.1k増やせる。初期値に対しても効果が適用される。強欲の伸びはどうしても悪くなるため、暴食の最大値を上げやすくなることは不満の稼ぎやすさに直結するため、ある程度進んでいくと重要性が増していく。特に、不満稼ぎを早いスパンで行う時は必要になってくる。ただ、ある程度倍率が高くないと効果を感じにくい要素のため、倍率が20%超えた位で取るくらいで問題ない。
嫉妬アップグレード7
クエストの更新のインターバルに対し倍率が乗る。これにより20/(1+嫉妬の倍率)時間でクエストを更新できるようになる。
これを取ることで一日に2回クエストを更新できるようにもなる。ゲームを進めていくとクエストのコンプリートエフェクトも重要な強化要素となっていくため、インターバルが短縮されるのは強力……なのだが、序盤では効果が薄い。1時間短くなったところでそこまで恩恵がない。倍率が33%になると5時間短縮できるようになり、このあたりで効果を実感できるようになるので、そのあたりで取ろう。
嫉妬アップグレードの優先度
長々と書いたが、個人的には1(最優先)>>>>>>5≥4>2>6>7≥3となる。3は早めに買っても効果が実感しにくく、必要となるものでもないので後回しにして問題はない。最終的には全部買っておこう。
ガーディアンからのSinドロップ
嫉妬の解禁により、潜伏者以降のガーディアンから直接Sinがドロップするようになる。ドロップ数とドロップ率は以下の通り。
ガーディアン | 獲得Sin | ドロップ率(%) |
---|---|---|
潜伏者 | 1個 | 1 |
調停者 | 1.5個 | 0.2 |
創造者 | 2 | 0.16 |
支配者 | 2.5 | 0.12 |
これらの要素から、累積経験値が10.24Bを超えると、10日目以降は潜伏者からSinが確定でドロップするようになる。基本的には高速転生した方が獲得できるSinが多くなるが、このほかにリサーチやルビーも貰えることを考えると、おまけとしてはかなり優秀。嫉妬解禁後はとりあえず経験値を10.24Bまで集めておくことをお勧めする。
ちなみに調停者からのドロップを確定させるには、累積経験値がこれの2^40(1.1兆)倍必要になる。時間経過で狙う場合は、経験値の倍率が10であれば33兆年、25でも1618年かかる。時間経過は言わずもがな、累積経験値も1.1兆倍は嫉妬を育てたとしてもかなり厳しいため、調停者以降は入手出来たらラッキー程度に考えた方が良い。
経験値量について
経験値倍率が10になった後も稼いでいけば、今度は100%に達するまでの時間を短くできる。11.11(22.11B)まで稼げば9日、12.5(57.93B)まで稼げば8日になる。これ以降も短くなるものの、1日短縮するのに必要な経験値量は段々と増えていくので、10を超えたらとりあえず12.5を目標にしよう。経験値稼ぎは不満の獲得量にも直結するのでやっておいて損はない。
戦略
嫉妬を育てるにはとにかく大量に不満を稼ぐ必要がある。しかし、この稼ぎ方は時期により若干異なってくる。
解禁直後
不満は強欲や暴食の倍率を上げることで多く稼げるようになる。特に強欲は、リサーチを消費することで大きく倍率を上げられる。このため、満腹度やリサーチドロップ量を重点的に強化し、強欲の獲得量を強化した上で、大量のリサーチを消費することで不満の獲得量が多くなる。リサーチをほぼ全て消費しても次の周ではそれ以上に手に入るようになるので、ガンガン使っていって問題ない。
ただ、解禁直後は100程度しか不満が貯まらないので、思うように強化できない。新ダンジョンを攻略していくと入手量はどんどん伸びていくので、とりあえず並行してダンジョン攻略も進めていこう。嫉妬で魔法攻撃力を強化すると少し楽になるかもしれない。
強欲だけの限界
リサーチ獲得量を伸ばしていくと確かに不満は増えていくものの、わりとすぐ伸び悩んでいく。というのも、倍率が3.5を超えた後は、計算式が0.5*(闇の儀式の倍率)^0.233に変化する。これはある上限から次の上限まで欲望を稼いでも、獲得量は1.38倍にしかならないことを意味する。強欲のみを伸ばしても不満は劇的に増えていかないので、適宜暴食の倍率も増やしていくことでより伸ばせるようになる。幸い、嫉妬により満腹度も増やしやすくなっているので、減衰するボーダーの3.5倍を目指して上げていこう。インスタントアクションやループアクションを
リサーチドロップ量や満腹度を強化していくと、ルーティンレベルが100を超える段階で効果量が減衰する。劇的な減衰ではないのでそれ以降も上げられるなら上げるべきだが、このへんで嫉妬アップグレード1を購入しておき、嫉妬レベルが低い箇所を上げておくとより不満が稼げるようになる。
大体嫉妬レベルが140になると100までスムーズに上げられるため、全ルーティンの嫉妬レベルをそこまで上げることを目標にしよう。
嫉妬レベル140後
基本的にはリサーチドロップ量や満腹度をガンガン強化していくのがいいが、嫉妬アップグレード5や4を購入している場合、使い魔や習慣も重要になってくる。これにより使い魔召喚のスピードが速くなるため、嫉妬アップグレードと合わせることでより満腹度などを稼ぎやすくなってくる。
聖なる儀式も強化されるため、高速周回もできるようになるのがこの辺。嫉妬の恩恵をかなり感じるようになり、それと同時に嫉妬アップグレードの重要性も少しずつ増してくる。140にした前後でED5もクリアできるので、先にクリアしておこう。
ED5クリア後
クリア後は傲慢や不満を稼ぐ以外にやることが無くなる。この辺になってくると、一周でリサーチがかなり大量に手に入るようになるが、一周ごとに莫大に増えるということも無くなる。リサーチはある程度大量につぎ込まないと不満は稼ぎづらいが、一度に限界ギリギリまで消費しても大して伸びない(欲望の次の上限に到達させるためにはそれまでに消費した分の3倍のリサーチを要するが、倍率は1.4倍程度しか上がらない)ため、まとまった量(数T程度)のリサーチを数回に分けてつぎ込んだ方がトータルで稼げる不満が多くなるようになる。
このことから、強欲単体では稼げる不満の量に限界が来る。ここで嫉妬アップグレード6が重要になってくる。闇の儀式実行後の暴食の最大値をより増やせるようになる。3.5倍(闇の儀式の倍率で1000)までは線形で伸びるため、多少時間がかかってもそこまで伸ばす方が不満も稼ぎやすい。満腹度の上限が4200を超えると3.5倍となるため、闇の儀式前に41000/(嫉妬倍率)分の満腹度を稼ぐ必要がある。満腹度の倍率や何で稼ぐかにもよるが、暴食稼ぎに特化すれば、大体嫉妬30~40%を超えるあたりで1時間で超えられるようになる。少なくともここまでにはアップグレード6を買っておきたい。
暴食の上げ方は魔王ファームでりんごのはちみつ漬けや肉4種を買う方法や、焼肉フェスティバルをひたすら作る方法などがある。詳しくはwikiなどを参照して、自分のやりやすい方法でやろう。大事なことは色々なものを食べたほうが満腹度は上がりやすいという事。自分のショートカットやテンプレート数と相談しつつ、なるべく多く、かつ満腹度を上げられるように食べる料理を決めよう。
このように暴食を上げていっても、3.5倍以上ではどうしても限界が来る。そこで大切になるのが経験値量。嫉妬の力で経験値量も稼ぎやすくなっているはずなので、どこかでまとめて上げておこう。
経験値の稼ぎ方は、
- 貴重な経験のレベルを上げる
- 人間の味方を可能な限り編成する
- ED1ボスとED2ボスをひたすら周回する
ことが現状の最高効率。貴重な経験のレベル上げは、リサーチの節約のために数回に分けて行うと良い。
ED6クリアまで
ED6は嫉妬レベル100%を超えたあたりでクリアできる(らしい)が、正直暴食の倍率がかなり必要なのでもっと増やした方が楽になる。さらに嫉妬を上げることになる……のだが、正直ここからの道はかなり長い。それに加えて、不満の稼ぎ方、割り振り方に対し具体的な正解が無いこともあり、どうしてもモチベーションが下がってしまうのがこの区間。逆に何をやっても何とかなるので、どんな風に嫉妬を上げようともいつかはED6もクリアできるようになる。自分のペースでまったりやっていこう。ただ、満腹度は優先的に上げておくことを強く推奨する。不満の根幹を成す値であるため、これを上げないと何も始まらないからである。
他にも、クエストコンプリートエフェクト+嫉妬アップグレード7の効果により、大量のクエストをこなせるようになり、クエストの報酬の質も上がるようになる。ここでもゲームの様々な要素を強化できるため、クエストは積極的に行っていこう。
終わりに
嫉妬を解禁し、育てていくとゲームスピードが一段階上がる。非常に強い強化要素なのだが、その分かなりの時間を要求される。
ただ、何よりも「自分のペースでやる」ということが大事。そもそもこのゲームは放置で強くなるゲームなので、のんびりとやっていこう。
*1:火の最大値50の時で76.8Mほど必要で、最大値が100であれば154M程度。